アスタキサンチンとコエンザイムQ10
アスタキサンチンは、赤色をした甲殻類や魚介類に多く含まれていますが、効果的にアスタキサンチンを摂取するには、その卵も良いとされています。
具体的には、イクラやタラコ、またキャビアにも、アスタキサンチンが含まれています。イクラやタラコを見れば分かるように、見事な赤色をしているのは、アスタキサンチンが含まれている証拠です。
アスタキサンチンの抗酸化作用は、ベータカロチンの十数倍、ビタミンEの何百倍もの効果があると言われており、ビタミンAに変化するベータカロチンのように、過剰摂取の心配がないので、より効果的だと言われています。生体内で作られて、全ての細胞で働いている、コエンザイムQ10(CoQ10)は、癌や老化の元凶となるフリーラジカルや活性酸素を防ぐ、大事な抗酸化作用の働きを担っていますが、中年になると、このCoQ10の生合成が弱まってくると言われています。したがって、老化や癌を防ぎ、女性の方は特に、美肌を保つために、抗酸化剤としてのアスタキサンチンの有効性が、CoQ10などのサプリメントと並んで注目されているのです。
ところで、タラコやイクラ、エビやカニなどに含まれるアスタキサンチンですが、アスタキサンチンは、これらの魚介類の体内で合成されているわけではありません。アスタキサンチンは、植物や微生物によって生成されており、これらの魚介類にアスタキサンチンが存在するのは、アスタキサンチンを合成している植物性プランクトンを食べているためです。
これらの魚介類は、いわば天然のサプリメントであるアスタキサンチンを植物性プランクトンからを摂取することで、活力を得、紫外線やいろいろな外敵から身を守っています。そのアスタキサンチンは、体内に蓄積され、卵を通して次世代にも受け継がれ、それはまた、食物連鎖の頂点に立つと言われる人間にも恩恵をもたらしているわけです。
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